種まき後、ヒノキの生育の様子

皆様、覚えていますでしょうか。

春頃に、事務所でまいたスギとヒノキの種のことを…(種まき)。

 

 

今回は、種まきから約半年間のヒノキの生育の様子を紹介します。

 

 

・種まきから約2週間後、芽が出てきました。

(トレイとは別に、小さなビニールハウスになぞらえたたまごパックに種をまきましたが、発芽に差は出ませんでした)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・種まきから約1カ月後、ふた葉が出そろいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・種まきから約2カ月後、12枚と本葉が出てきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・種まきから約4カ月後、ヒノキの特徴である鱗片状の葉がはっきりとわかるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・種まきから約半年後、比較的成長のいいヒノキの樹高を測ったところ、12㎝ほどでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中には枯れてしまった苗もありますが、これから季節は冬になり、休眠期に入るヒノキを引き続き観察していきたいと思います🌱

 

 

 

さて、植物は気孔を通して、呼吸や光合成を行い、水や二酸化炭素、酸素を吸収・排出していますが、この気孔の形を見ると、名前を特定できる樹木があります。

 

その1つがこれまで紹介したヒノキです。

 

ヒノキの気孔は白く、線のようになっており(気孔線(帯)といいます)、アルファベットのYの形に見えます(事務所のヒノキは発芽から4ヵ月ほど経って、Yの形がはっきりと見えるようになりました)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒノキの他にも、同じヒノキ科の“サワラ”や、社名の由来にもなっている“アスナロ”があります。

 

 

サワラの気孔線はXの形、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスナロはWの形をしているといわれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスナロの気孔線に関して、個人的には、動物の足跡に見えたり、人が両手を挙げて万歳しているように見えたりもしますが、覚え方、捉え方は人それぞれです☻

 

 

山や街でこのような樹木を見かけた際は、気孔線の形を見て、名前を特定してみてください♪