高知でも朝夕と気温が下がる日が多く、季節はだいぶ秋めいてきました。
秋の味覚の一つに松茸がありますが、今回良心市で販売する品物は「早松」と書いてサマツです☻
見た目は松茸にそっくりですが、松茸よりも早い時期に収穫できるそうです。
素人の私にはまったく見分けがつきません…。
ここで少し、最近学んだきのこのお話💡
きのこは、哺乳類や昆虫等のようにエサを食べて栄養を得るわけでなく、植物のように葉緑体を持ち光合成で栄養をつくりだすことができないので、樹木の根等に付着し栄養を吸収します。
ですが、きのこは一方的に栄養を吸収しているわけではありません。
松茸や今回販売するサマツ等、樹木の根に付着するきのこは、樹木の栄養を吸収するだけでなく、土壌の栄養を樹木へ供給します。
また、強風や老齢で倒れた枯れ木に付着するきのこは、他の生物が分解する(食べる)ことの難しい樹木の成分を分解することができ、分解された枯れ木は土壌の栄養分となって、他の生物の成長を助けます。
きのこは、森林の生態系を維持するために必要不可欠な存在なのです❁
サマツはスーパー等でも販売しているようなので、是非一度食べてみてください。