支社長挨拶
森林は、国土の保全、水源のかん養、木材の生産など多くの機能を発揮し、国民生活に大きく貢献しています。このような中、我が国の森林は、戦後造林された人工林が利用期を迎えており、これらの森林を伐採・その後の確実な造林を行い、植える、育てる、利用するのサイクルを作っていくことが大切です。
事業の実施に当たっては、四国の森林の特性を踏まえ、高性能林業機械による作業、従来から行っている架線集材による木材生産のほか、新型の集材システムの採用、コンテナ苗を使用した植え付け、ドローンを活用した業務などにより効率的で安全な作業に取り組んでいます。
今後も、民有林の森林整備への貢献、そのためのノウハウの集積、ICT技術の導入・促進、地域社会への一層の貢献に取り組み、地域に愛される会社を目指していきます。
理 念
自然・環境・安全と
共生する社会の形成
に取り組んでいます。
地域社会の発展に取り組んでいきます。
社名に込められた思い
ご存知ですか?
翌檜は、ヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹です。檜(ヒノキ)の仲間ですが、檜ではありません(ちなみに檜はヒノキ科ヒノキ属に分類されます)。成長しても、基本的に檜より大きくならず、材の値段も檜に比べると安価です。そんな理由から、翌檜という名前には「明日は檜になろう」という意味があり、成長や進化、未来への希望のイメージが連想されます。
あすなろ職員一人一人が、翌檜のように仕事に希望を持ち、一生懸命考え成長してほしい。社名の「あすなろ」には、そんな思いが込められています。
日本の森林資源の現況
日本の森林資源は、戦後植栽されたスギ・ヒノキを中心とした50年生を超える人工林が50%を超え、これらの利用が大切となっています。
注:齢級は林齢を5年の幅でくくった単位。植栽した年を1年生として、1~5年生が「1齢級」。
資料:林野庁「森林資源の現況」(2017年3月現在)、林野庁「日本の森林資源」(1968年4月)